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十石(じっこく) 純米吟醸 720ml
十石(じっこく) 純米吟醸 720ml
販売価格: 1,815円(税込)
商品詳細
2023年で創業100周年を迎えた京都伏見の蔵・松山酒造さん。
もともと伏見の大手蔵「月桂冠」の桶売専用蔵として操業しておりました。
いわゆる「月桂冠さんのグループ会社」やったんです。
日本酒の消費が好調だった昔は、自分のとこだけでは造りきれなかったので地方の小さな蔵に「ウチの酒を造ってくれないか?」と、大手の技術指導も兼ねて地方の小さな蔵にお酒の製造をお願いしてたんです。
でもそこから時代が流れ、大手メーカーさんの日本酒出荷量も減りつつあり、日本酒の製造も小さな蔵にお願いしなくても自分のところだけで造れるようになってきたのです。
そうなるとどんなことが起こるかというと、「ウチだけで製造が出来るようになったので、申し訳ないけど契約を終了させてください」という事になります。
これは仕方がない話ではあるのですが、やっぱり松山酒造さんとしてはえらいことです。
一升瓶換算で年間50万本もの月桂冠のお酒を造っていたのが、「ゼロ」になってしまったんだから。
じゃあ松山酒造さんはどうなったかというと、月桂冠さんと2021年に契約が終了し、1年間酒造りをストップしました。
その間にいろんな話も出たようです。
「更地にしてマンションを建てようか」という事も。
こんな意見も出ました。
「でもやっぱりこの蔵を生かしていきたい」
そこで立ち上がったのが、月桂冠の製造責任者であった高垣さん。
高垣さんは月桂冠の蔵で、ハイクラスのとんでもない酒をひたすら造り続けていました。
私も何度か仕入れた事のある酒が「月桂冠 伝匠」。
昔この酒を飲んだ時に本気で腰抜かすレベルでした。シャレになってなかった。
で、この「月桂冠伝匠」を造っていたのが!!!
高垣さんやったのであります!
月桂冠の蔵で旨い酒を造り続けていた高垣さんとはワタクシ実は!
数年前に既に一度会ってたんですー。
4月下旬ウチの店に来てくれた時に「あれ?俺会った事あるぞ!」って思って話をしたら「やっぱりー!!」って(笑)
とにかくオモロすぎる縁。
今は小仕込みどころではない小仕込みで、高垣さんがほぼひとりで酒造りをしているのです!
解体してマンション建設という計画から「蔵を生かして酒造りを続ける」方向に身を振り、月桂冠の製造責任者のポジションから「松山酒造の杜氏」へ。
オモロすぎるやないですか!
こんなん大好きです。
ウチみたいな酒屋にわざわざ電話をくれて、4月下旬には営業の酒井さんと杜氏の高垣さんが直々にウチの店に来てくれて、それから数日後の5月1日に蔵を訪問して、その場で当店は松山酒造さんのお酒を販売することを決めました(ウチでこんなパターンはほとんど無い)。
2023年1月に酒造りを再開。
酒の銘柄も伏見の川を行き来する「十石舟(じっこくふね)」から名付けられました。
十石舟という小さな小さな舟に乗って、飲んでくれる皆さんに会いに行く。
そんなコンセプトもあるんですよー。
小さいながらも最高の銘醸地で奮闘していくこれからの蔵の酒を是非ご堪能ください。
もともと伏見の大手蔵「月桂冠」の桶売専用蔵として操業しておりました。
いわゆる「月桂冠さんのグループ会社」やったんです。
日本酒の消費が好調だった昔は、自分のとこだけでは造りきれなかったので地方の小さな蔵に「ウチの酒を造ってくれないか?」と、大手の技術指導も兼ねて地方の小さな蔵にお酒の製造をお願いしてたんです。
でもそこから時代が流れ、大手メーカーさんの日本酒出荷量も減りつつあり、日本酒の製造も小さな蔵にお願いしなくても自分のところだけで造れるようになってきたのです。
そうなるとどんなことが起こるかというと、「ウチだけで製造が出来るようになったので、申し訳ないけど契約を終了させてください」という事になります。
これは仕方がない話ではあるのですが、やっぱり松山酒造さんとしてはえらいことです。
一升瓶換算で年間50万本もの月桂冠のお酒を造っていたのが、「ゼロ」になってしまったんだから。
じゃあ松山酒造さんはどうなったかというと、月桂冠さんと2021年に契約が終了し、1年間酒造りをストップしました。
その間にいろんな話も出たようです。
「更地にしてマンションを建てようか」という事も。
こんな意見も出ました。
「でもやっぱりこの蔵を生かしていきたい」
そこで立ち上がったのが、月桂冠の製造責任者であった高垣さん。
高垣さんは月桂冠の蔵で、ハイクラスのとんでもない酒をひたすら造り続けていました。
私も何度か仕入れた事のある酒が「月桂冠 伝匠」。
昔この酒を飲んだ時に本気で腰抜かすレベルでした。シャレになってなかった。
で、この「月桂冠伝匠」を造っていたのが!!!
高垣さんやったのであります!
月桂冠の蔵で旨い酒を造り続けていた高垣さんとはワタクシ実は!
数年前に既に一度会ってたんですー。
4月下旬ウチの店に来てくれた時に「あれ?俺会った事あるぞ!」って思って話をしたら「やっぱりー!!」って(笑)
とにかくオモロすぎる縁。
今は小仕込みどころではない小仕込みで、高垣さんがほぼひとりで酒造りをしているのです!
解体してマンション建設という計画から「蔵を生かして酒造りを続ける」方向に身を振り、月桂冠の製造責任者のポジションから「松山酒造の杜氏」へ。
オモロすぎるやないですか!
こんなん大好きです。
ウチみたいな酒屋にわざわざ電話をくれて、4月下旬には営業の酒井さんと杜氏の高垣さんが直々にウチの店に来てくれて、それから数日後の5月1日に蔵を訪問して、その場で当店は松山酒造さんのお酒を販売することを決めました(ウチでこんなパターンはほとんど無い)。
2023年1月に酒造りを再開。
酒の銘柄も伏見の川を行き来する「十石舟(じっこくふね)」から名付けられました。
十石舟という小さな小さな舟に乗って、飲んでくれる皆さんに会いに行く。
そんなコンセプトもあるんですよー。
小さいながらも最高の銘醸地で奮闘していくこれからの蔵の酒を是非ご堪能ください。
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